FORCHILE

< NEWS一覧に戻る

環境建築の最先端、ドイツへ行ってきました!

Forchileでは年に1回、選抜社員によるドイツ研修を実施しています。

なぜ、ドイツかというと、ドイツは国が主体となり、環境にやさしい持続可能な街づくりを推進しており環境建築について学ぶためには最適の国だからです。持続可能な社会創りを目指す当社は、最先端の環境建築をドイツで学び、事業へ反映しているのです。

今年の研修の中で訪れた場所の中から、ポツダムにある「ドレヴィッツ」という古い団地に関する街づくりをご紹介したいと思います。

【ドレヴィッツとは?】

ドレヴィッツはベルリンから電車で30分ほどの場所にあるポツダムという町にある1980年後半頃に建築された団地です。

かつては、移民が多くスラム化が進んでおり、「ポツダムのスラム街」とも呼ばれていたそうです。社会的・建築的・都市的・エネルギー的という多くの面から、問題視されている団地でした。その団地を国が主体となり、大規模な都市改修計画が実施されることとなりました。

【ドレヴィッツの街づくり】

この改修にあたり、2年間で50回にわたる住民との話し合いが持たれたといいます。その中で出された住民からの要望の多くが叶えられたそうです。

・“住みたい”と思うようなおしゃれな外観

→棟ごとに異なる建築家によって手がけられたため、カラフルでおしゃれな街並みとなりました。

・快適に暮らせる住宅に

→性能的にも問題があったため、外断熱改修を行い、住民が快適に暮らせるようになりました。

・利便性と環境への配慮

→街づくりにおいて建物だけでなく、住民の利便性と環境へも配慮がなされているといいます。 

外構などの植栽には、冬になっても枯れない樹種や、年中何かしらの花が咲くように計画されており、​団地の中央部をトラムと呼ばれる路面電車を導入しています。駐車場を改修し、住民の移動手段を車から公共交通機関に置き換えていこうという算段です。​また、自家用車を手放した人向けに、トラムの定期券が配布されるとのことでした。​

・多様な住民を受け入れる環境

→元々は団地の中心部は駐車場しかなく、子供が遊べるような場所ではなかったのですが、噴水や木製遊具、トランポリンなど、“住民からの要望”にあった子供たちの声も取り入れられているそうです。

 また、ドレヴィッツ内にはコミュニティセンターも設置されており、運動や絵画、楽器体験や自転車修理ができたりします。​子供だけでなく経済的に恵まれない人々や無職の人々にも多く利用されています。

この改修の結果、子育て世代を中心に人気が出てきており、所得ごとに家賃を設定しているおかげで、街全体の所得も上がってきているようです。

【ドイツの住環境に対する考え方】

ドイツでは「快適な住環境は、基本的人権」という意識が根付いているため、一つの団地についても国が主体となって改修を手掛けたり、住民の要望を多く取り入れたりと日本との違いが見受けられました。また、建物だけではなく街全体の50年後、100年後を考え設計するという考え方は大変勉強になりました。

Forchileでは今後も積極的にドイツをはじめとする環境先進国から知識を取り入れ、事業に活かしていきたいと考えております。

今後のForchileにご期待ください!